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neutron tokyo 1F main + 2F salon + 3F mini gallery Exhibition

特別企画展 「 来るべき世界 」 (グループ展)
2011年7月20日(水)~8月14日(日) [ 会期終了 ]

Comment, gallery neutron ISHIBASHI Keigo

ギャラリーニュートロン代表 石橋 圭吾

 承知の通り、3月11日から続く日本の危機は、もはや国内に留まらず世界中に影響を及ぼしています。 私達の住む世界は、それまでと全く様相の異なるものになり、そしていつ終わるかも分からない深刻な状況が続きます。

 まさに「9.11」に匹敵する、いやもしかするとそれを上回る出来事としての「3.11」を、この時代に生きる作家がどう捉え、表現するのか。私はそれを避けることなく正面から見据えたいと思っています。企画を 立案し作家に呼びかけた四月当時も全く余談を許さぬ状況下、制作すら困難が予想されましたが、逞しい作家達はこぞって手を挙げてくれ、今日の開催に至るまで滞ることなく準備が進んだことを喜ばしく思います。

 この展覧会は全売上の中から10%相当額を、被災地に渡るように寄付します。
 しかし目的はチャリティーよりもまず、今日この時から未来へと進むことであり、時代を担うべき作家が何を感じ、どう表現するかを知りたいのです。

 皆さんの中にはこの企画の趣旨には賛同できない、と言う方も居られるかもしれません。そう思われれば無理に来て下さいとお願いするものではありません し、何をするのが正しいかという議論も必要ないと思います。ただ私が実現したいのは、これからの時代にこそアートが本当に必要とされる事。そのために ニュートロンは止まらず、逃げず、堂々と正面からこの国難にぶつかって行きたいと思うのです。

 参加作品の形態は問わず、全ての作品は震災後に作られたものに限ります。これが唯一の参加出展条件となっています。ただし、具体的に被災地が描かれてい たり、深刻さを見た目に感じさせるものではありません。作家達が今この時に見せたい・伝えたいと思ったものを、集めたまでに過ぎません。

 幸いにも多くの作家が作品を提供してくれることになり、今までで一番の人数が揃うグループ展となります。個々の作家の時代に対する眼差しや、未来への展 望はきっと小さい視野では異なったとしても、大きな意味では一致するでしょう。何故なら、私達がこれからの日本を背負うべき世代であるからこその使命感、 として美術を通じて世の中に良い影響を与え続けたいと願う気持ちがあるからです。

 「3.11」以後の世界に本当の21世紀、即ち人類の叡智と文化の時代が訪れることを願わずにはいられません。ただしそれを実現するのは、私達自身であることを忘れずに・・・・。

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