
激動の2009年も残りあと僅か。neutron tokyoがスタートしてから早一年が経とうとしています。
あまり楽しいニュースの少ない中、世の中はこれから人間の幸福のために向かって行くのか、それとも個人の幸福だけを求めて突き進むのか・・・。
美術を通じて世の中に前向きなメッセージを贈ることこそ、今美術作家に求められている事である様に思います。
来年が少しでも明るく、楽しい一年になりますように。そして人々が互いを思い合う様になりますように。
東京の12月を飾るキラ星達が、皆様の心に舞い降りる時、きっと暖かな気持ちが広がることでしょう。
neutronが自信をもってお届けする精鋭の作家達による、珠玉の星々をお楽しみ下さい。
★オープニングパーティーはありません。代わりに、21日(月)の午後6時より9時まで、会場にて作家とともに皆様をお招きするクリスマス・パーティーを開催致します (有料 / ただし作品購入時にデポジット)。
参加希望の方はお問い合わせ下さい。info@neutron- tokyo.com
☆最終日の展示は18:00までとさせて頂きます。
【出展予定作家】
1F main gallery : 中比良真子、谷内薫、益村千鶴、寺島みどり

2F salon + balcony : 冬耳、衣川泰典、足田メロウ、松岡亮

3F mini gallery : 池田孝友、三尾あづち、三尾あすか、入江マキ

(順不同)


これは展覧会の導入となるステートメント、というか詩です。恥ずかしながら石橋が書きました。
しかしここで問題とするのはこの詩の出来・不出来ではなく、「星に願う」というロマンチックかつ純粋な行為が最近では様々な形のイベントや商品に置き換わり、人間の持つ根源的な祈りの気持ちが失われつつあるのではないかと思う事です。私達はクリスマスという舶来の行事はもちろん、様々な年中行事をほとんど疑うことなく執り行いはしますが、その本質よりも形式にとらわれてしまい、「一通り済ます」ことを目的としてしまうこともしばしばです。
現代人は古来からの形骸だけを引き継いで満足しているのでしょうか。それとも、祈りや捧げるという行為を何かに託して、簡便に・効率よく行っているのでしょうか。洋の東西を別にすることなく、この季節ならではの出来事や気ぜわしさ、そして少なからず揺れ動く心とは、いったい何に由来することなのでしょうか。
この展覧会では、作家には作品に自分の願望や他人を思う気持ちを託し、祈りを捧げるという行為を改めて抽出し直し、独自の解釈で作品へと塗り込めて頂きたいと思います。モチーフとして星(★)を登場させるもよし、クリスマス等既存のイベントにまつわるものを使うもよし、解釈も方向性も様々でありながらも、決して人間を卑下するのではなく、心から祈る(願う)ということの大切さ・純粋さを感じられる様な展覧会になれば成功と感じております。
心の片隅に冬の星空を思い描きながら・・・☆
