池田 孝友 展 「Select of Gambling」
    2010年10月27日(水)~11月14日(日) [ 会期終了 ]
      
 【略歴】 
 1979年生まれ、京都在住、'99年より独学にて画業をはじめる。 
これまでに京都を拠点に個展、グループ展多数などで作品を発表。 
また広告、装丁、CDジャケット、などイラストレーションなどの仕事も経験。 
2009年11月よりneutron(京都)にて「今月の池田」をスタート、現在も継続中。 
【主な個展】 
2004 「DRAWING EXHIBITION」 / neutron B1 gallery(京都) 
2005 「池田孝友展」 / ROsquare(大阪) 
2006 「minor change」 / Contents Label CAFE(大阪) 
2007 「jackherer」 / 文椿ビルヂング・ギャラリー(京都) 
2008 「The line is controlled」 / ”deem” FIVE MANSION GALLERY(神戸) 
2009 「驚きと調和」 / neutron kyoto(京都) 
     「ダルマのカルマ」 / neutron tokyo(東京) 
【主なグループ展】 
2005 「FUNKY802 digmeout EXHIBITON 2005」 / derapeau exhibition space(大阪) 
     「絵画のヒロバ」 / neutron B1 gallery(京都) 
2006 「COMPOUND CONCOCTION」 / guestroom gallery(オレゴン州・ポートランド) 
     「BLACK and WHITE」 / COMPOUND gallery(オレゴン州・ポートランド) 
2008 「NEULOVERS」 / COMPOUND gallery(オレゴン州・ポートランド) 
2009 「KOMAZAWA MUSEUM × ART」 / 駒沢公園ハウジングギャラリー(東京) 
     「星に願いを」 / neutron tokyo(東京) 
【その他】 
2006 京阪電車・特急1 編成常設展示 
2010 月替わりの実験的作品披露「今月の池田」スタート / neutron kyoto(京都) 
     「KuLaSu season」 / なんばパークス(大阪) 
【本 / 雑誌】 
2005 ドイツ ゲシュタルテン出版社のアートブック「illusive」、「The great escape」に掲載 
2006 中国 北京のアートブック"PLUGZIN no.2" に掲載 
2007 台湾の美術雑誌「dpi」にて特集 
2010 スペインMaoMao 社「The New Wave of Japanese Illustration(仮)」作品掲載 
「Select of Gambling」 
絵を描くという事は、大きく分けるならば、何を描くのか(内容) と、どのように描くのか(手段)に分けることができる。つまり、描きたい何かがあっても、その何かを表現するのにふさわしい手段がとられなければ、その何かは伝えられない。 
今回、僕が描こうとする何かとは、「どのように描くのか」という問題そのものです。 
ただし、どのように描くのかが、描きたい何かであるということを純粋に表現するためには、その描きたい何かに、どのように描くのかということ以外の何かがあってはならない。 
今回、僕はそれを表現する為の手段の一つに、偶然性を用いること を選択しました。具体的には、目を閉じて線を描き、くじ引きで色を選択するという方法により、内容に手段以外の何かが表現されることを最小限に抑える、ま た、そのことにより、どのように描くのかということが内容となる絵を成立させることができるのではないかと考えています。 
2010年9月 池田孝友